11月23日のRサーキットに持ち込む為に徹夜してシステムRSのボディを仕上げました。

ボディポストは市販で売られてるモノでは大きく、できればmicro-Tサイズのボディピンを取り付けたくてタミヤキットのランナー(樹脂パーツの外側の余りモノ)を切り出して穴を開けてボディポストに仕上げました。
さーて、あまりというか全然、塗装が得意じゃないボクが記事にするんですから突っ込み所は多いでしょうが生暖かい目で優しいアドバイスなんか頂けると有り難いです。

台所用の中性洗剤できれいに洗って充分に乾燥させてから作業に入ります。
ボクは塗装前にカットを済ませておくのですが、この辺はお好みで。
まずはマスキングなんですが、この時に使用する色、塗る順番を決めてから作業に入ります。
今回は白・黒・オレンジ・クリアスモークの四色を使用する予定。
塗る順番は濃い色・面積の小さいものから順に塗るのがセオリーなので今回は黒→オレンジ→白→裏打ちの黒→クリアスモークの順で塗る事にしました。
そしてマスキングする順番は塗る順の逆でクリアスモークの部分から個別にマスキングしていきます。

ちなみにウチの簡易塗装ブースです。
小窓の縁に換気扇のついた段ボールケースが本体で横向きになってる段ボールは定期的に交換できるよう別パーツになってます。
エアブラシの塗装はたしかにスプレー缶より格段に表現できますし便利です。
しかーし清掃が面倒なんですよね。
ウチのは通常のカップ一体型なので色交換する度にキレイに清掃してやらないといけないのですが、結構な手間なんです。

まぁ嫌ってないで活用しないとですが…。


さて左から黒塗装後、オレンジ塗装後です。
思ってたオレンジの色じゃないなぁと少し困惑しながらですが、重要な作業に入ります。


しっかりマスキングをしていても、わずかな隙間から進入するのがスプレー塗料。
特に色漏れが目立ってしまう明るい白色を塗る前にチェックをしましょう。
この際、↑の写真のように背景を白や黒の所へ持っていくと汚れのチェックがしやすいですよ。
見つけた汚れは綿棒にうすめ液等、溶剤をつけてあまり広げずにピンポイントで数回、キレイな面で拭き取ってやります。
最後にもう一度↑のチェックを行って問題なければOKです。

白を塗り終えたら、しっかり乾燥させた後、裏打ちの黒を吹きました。
ここまでは我ながら順調に進んでおります。

問題は缶スプレーのクリアスモークでした。
勢い良すぎです…。
思った以上に塗料が出てしまい…

一気に裏打ちの黒を通り越して白まで侵食してしまいました。

最後の最後、たった一回のミスでコレです。
だから塗装って嫌いなんだよね…
皆様もお気をつけください。
剥がして塗りなおそうかとも思ったのですが時間的に間に合いませんし(この時点で夜中の3時を回ってます)第一、
面倒です。←これが諸悪の根源ですな…
というわけでカッティングシートを帯状に切り、この侵食された部分を隠すように貼って終了です。
見栄えは悪いですけど、このおぞましい状況よりはマシです。


で、今回の目玉である
MIRACLE DECALの登場です。
左の黄色いスプレーがベースコートで右側の青いのが水性のトップコートです。
今回のボディの前面は凹凸が激しく市販のステッカーシールじゃキレイに貼れないだろうと思いデカールを使ってみたのです。

手順としてはデカール用紙にベーススプレーを軽く吹いて乾燥させてからプリントします。
印刷の終わった用紙に水性のトップコートを「薄く吹いては乾燥させる」を何度か繰り返して表面をコーティングしてから、ある程度の本吹きをして仕上げます。
しっかりと表面がコーティングできていないと水につけた時にえらい事になりますので…。
後は通常のデカールと同じく水に浸し、台紙からずらして貼り付ければOKです。






デカールを貼り付けて完成。
狙い通り、曲面の多い部分にしてはうまく貼れたと思いますがどうでしょーか。
ただデカールでは強度に不安が残りますし、自作ステッカーに適した用紙なんかも欲しいですね。
オススメがありましたら是非とも教えてやってくださいませ。
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