前回、作った試作のダンパーステーは予想以上の好結果だったので寸法そのままでカーボン板2.5tで切り出してみました。
カーボンだと軽いし見た目もかっこいいので良い事尽くめなのですが加工が大変なんですよね。
まず切り出すのに大量の黒いカスが出るし、超硬ドリルの刃もすぐにダメになっちゃうし…
てなわけで加工中の画像は撮ってません。
で、いきなり完成なわけですが…

それだけじゃ味気ないので加工する時のポイントを紹介。
まず穴を開けていくのですが、使うのは超硬ドリルの刃で構いません。
ただ、あて木をバイスなどで固定するなりして、ドリルの刃が貫通した時に素材が浮かないようにしてください。
でないと貫通時に最後のカーボン繊維が切れずに樹脂ごと表面を剥離させてしまいます。
切り出す時に使ったのはABCホビー製カーボン用糸鋸刃を弓鋸につけて手作業で切り出しました。
このぐらいのカットだと30分もあれば切れちゃいます。
ちなみに試作ダンパーステーと穴位置の寸法が同じなら切り出す必要ないんじゃないか?
と思われた方もおられるかと思いますが、前作はM-03のダンパーを止める穴位置から吊り下げる形状だったのに対して今回は下のバンパー固定用の穴、4箇所を利用して立ち上げる形で作ってます。
そうする事で本来あったM-03のダンパーステーを切り落としてダンパーステー部を5mm下げる事ができました。
だもんで…

こんな低いスクエアのSBM-001というボディが載せれたり。
じつは、この状態でもダンパーステーがボディに当たってるんですが…

効果の程を確認したくて、
先日の走行ではオールドミニでタイムを取ってからボディだけを変えてテストをしてみました。
路面状況の違いと一発目の走行なので少しアテになりませんがタイム差は0.5秒。
ちょこちょことセットを触って最終的には12秒8でしたが、まだ少し改善の余地がありそう。
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