CyberGiGA01冬仕様

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以前、ずっと放置してたNi-MH充電池を起こす作業をしてる記事を覚えておいででしょーか?
結果は↑の単三型3本と単四型1本を廃棄。
残りは容量8割以上入ったので使えるって事になりました。
起こすのに充放電を5~6回繰り返したりと大変な作業でしたが暇を見つけてはチマチマやっておりました。356

以前の記事でCyberGiGA01だと、弾かれてしまって充放電できないと書きましたが、ちょっと訂正があります。390

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充電時のスイッチ切替えが↑のような表記なんですね。
NI-CDというのは、そのままの意味でニッカド専用のモードとか思ってたんですが、取説を見ると”TURBO”が約1C充電でNI-MHが1/2C充電そしてNI-CDが1/4C充電となっておりました。409(取説読めよ…) 
で、弾かれるっていうのはTURBOとNI-MHのモードでの充電時の事で1/4C充電のNI-CDモードでは、割と充電できたりしたんです。

そんなこんなで充放電を繰り返してみると、結構な数の電池が見事、復活したってわけでして…。
本体に書かれた”Battery Performance Tester”の文字は伊達じゃなかったみたいですね。410

さて、そんなCyberGiGA01ですが、この寒い時期でも電池をセットした時点でファンがブンブン回りっぱなしです。
あまりに低い温度ではちゃんと充電できない事も多々ありまして…

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中身をあけてファンにスイッチを付けても良かったんですけど面倒なので 風の出口をマスキングテープで塞いじゃいました。356
あと単四型のセルを入れる時、プラス側の接点が接触悪かったりするので電極板の裏にワッシャーを一枚入れてやりました。
パンチがない!とかΔピークを検出せずに過充電になる!との噂も聞きますが、放電もきっちりオートカットしてくれますし、寝かしてしまった電池を起こすのには充分、使えるなぁと思ったり…。

さてRC関連の放電器ではオートカットと表記されてても、オートカットされずに、ずーっと放電しつづけちゃう放電器がありますね。 
簡単に見分ける方法を御紹介。

まず、絶対的なルールとして放電完了となった時点で放電器からセルを取り出さずにそのままの状態でテスターで電圧を見てください。
取り出してしまうと、終了後も放電し続けてるのかどうかが判定できません。
と、いうのもバッテリーは放電器で0.9Vなり1Vまで放電をしても、無負荷(放電されてない状態)になると電圧が徐々に復帰します。
ですから、放電終了後にきっちりオートカットされているならば放電器にセットされた状態でも電圧が戻るはず。


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てなわけで↑の写真では放電終了後のセルの電圧をチェックしてみた所です。
1.223Vまで電圧が戻っているので、オートカットされてる事になります。410


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↑イーグルのAAA ActiveMateで放電終了後の写真。
じつは放電後、一日ほど取り外すのを忘れてた状態です。(デッドショートする気かよ…)
電圧は0.579Vまで下がっちゃってます。356
Ni-MH水素での過放電は確実に寿命を縮めちゃうらしいのでオートカットされない放電器の場合は注意しないとですね。

 




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